2025.12.08
「第14回アジア自動車環境フォーラム(AAEF)2025」が開催されました。

2025年10月21日(火)~10月23日(木)、「第14回アジア自動車環境フォーラム(AAEF)」が中国・天津で盛大に開催されました。
~Asian Automotive Environmental Forum~
14回目となる今回のテーマは 「グリーンとリサイクルの発展」
アジアを中心に世界各国から自動車リサイクル業界の専門家が集まり、
最新技術や政策、未来への取り組みについて活発な議論が行われました。
会議運営では日本語・英語・中国語・韓国語の同時通訳アプリが導入され、
登壇者が話すだけでリアルタイムに翻訳が表示される仕組みが整っていました。
言語の壁を越えて参加者同士が円滑に意見交換でき、議論の幅と質が大きく向上したことも
大きな成果の一つです。
開催概要
開催国:中国・天津
~Green and Recycling Development~

主催:中国アジア経済発展協会自動車リサイクル産業発展委員会(CARIDC)
共催:NPO JARA(当法人)、MAARA(マレーシア)、KARA(韓国)、ARAA(オーストラリア)、CVLMC(中国)、AARTI(中国)
支援:Egara(欧州)、ARC(カナダ)、MOARA(モンゴル)、ARA(アメリカ)、MARI(インド)
特別支援:中国各地の業界団体(中国・福建省、雲南省、広東省、四川省など)
企画・運営:北京華源科技有限公司(中国)
協賛:NPO JARA(当法人)、コベルコ建機株式会社(日本)、中国・内外自動車関連企業
参加人数:約300名
日本からはNPO JARA理事をはじめ、19名が参加いたしました。
参加国:日本、マレーシア、韓国、中国、オーストラリア、欧州各国など
集合写真

ープログラムー
(主催者代表による歓迎挨拶) 中国・CARIDC会長–Zhang Ying氏

ほか
(来賓祝辞) 中国アジア経済発展協会 常務副会長–Liu Honglu 氏
(現地祝辞) マレーシア・MAARA会長–Kek Ling Wei 氏
(書面祝辞) 日本・NPO JARA(当法人)理事長–髙橋 敏 氏


(共催団体代表によるスピーチ)
会議テーマ 「中国の自動車リサイクル・解体・循環産業におけるエコロジーモデルと新たなグリーンリサイクルの道」
日本・NPO JARA(当法人)専務理事/株式会社JARA 取締役会長–北島 宗尚 氏


ほか
韓国・KARA会長——-Lee Sang Uk 氏
マレーシア・MAARA副会長—Chan Poh Huat 氏
オーストラリア・ARAA事務局長–David Nolan 氏
(講演内容)
セッションテーマ 「国際自動車市場と使用済み自動車(ELV)産業の発展状況分析」
◇ 中国企業代表 Li Yuke 氏 「政策指導と中央企業の責任:中国自動車リサイクルの高品質な発展」
◇ 日本・NPO JARA専務理事 北島 宗尚 氏 「日本の現状と中国における自動車リサイクルの可能性」
◇ 日本・東北大学大学院国際文化研究科 教授 劉 庭秀 氏
「脱炭素・循環型社会への日本の自動車リサイクル制度の課題と展望」
◇ 韓国・KARA理事 Won Jongsu 氏 「アジアにおける自動車資源循環の未来に向けて」
◇ マレーシア・MARiiマネージャー Azlihafiz Bin Muhammad 氏 「マレーシア政府のELV・EV政策」
◇ ベトナム・農業環境省 上級法務官 Le Thi Le Thu 氏 「ベトナムの廃車リサイクル政策」
◇ オーストラリア・ARAA事務局長 David Nolan 氏 「オーストラリアの自動車リサイクルの課題と展望」
(戦略的協力の調印式) 中国 CARIDC x 日本 NPO JARA

(記念メダル授与式)(CARIDC会員証授与式)(記念品贈与)など


(中国・優良企業への視察)
廃車リサイクル・バッテリーの活用

金属・プラスチック・バッテリー再資源化

年間 67,000 台処理規模の解体工場

☆ 来年15回目となる2026年度の開催地が「ベトナム」に決定しました。
ベトナム開催に向けて、さらなる国際的な協力と業界全体の高度化・効率化が期待されています。